LINEのやり取りから発覚する浮気のサインとは？裁判に使える証拠になる？

はじめに

恋人や配偶者の様子が最近なんだかおかしい――そんなとき、多くの方が気づくのが「LINEのやり取りの変化」です。

東京都江東区にあるリーリエ行政書士事務所では、浮気・不貞行為に関するご相談を多く受けており、中でもLINEをきっかけに浮気が発覚したというケースは非常に多くなっています。

本記事では、LINEのやり取りからどのように浮気が発覚するのか、その内容が裁判で通用する証拠となり得るのか、そして注意すべき落とし穴について解説します。

この記事でわかること

• LINEで浮気が発覚する典型パターン
• 裁判で使える証拠になるLINEとならないLINEの違い
• 早期に専門家に相談すべき理由と注意点

裁判で使える「証拠」になるLINEとは

なぜLINEが証拠として注目されるのか

LINEは日常的なコミュニケーション手段として使われているため、浮気・不倫に関するやり取りが残っていることが多いです。言葉のやりとりだけでなく、画像や位置情報、通話履歴なども含まれるため、証拠としての価値が高いと考えられています。

ただのトーク履歴だけでは不十分？

ただし、LINEのやり取りは一見証拠として有力に見えても、単体では「浮気の決定的証拠」として認められにくい場合があります。「好き」や「会いたい」などの表現があっても、実際に不貞行為があったとまでは断定できないためです。裁判では「肉体関係の有無」が争点となることが多く、そこまでの証明力があるかどうかが重要になります。

信頼性を高めるための工夫

LINEのやり取りを証拠とするには、改ざんのない「スクリーンショット」や「バックアップデータ」が必要です。また、相手の名前やアイコン、日付、時間、送信者が明確に確認できる形で保存しておくことが大切です。

よくあるLINE発覚の浮気パターン３選

パターン１　スマホをチラ見して発覚

配偶者がスマホを伏せて置くようになり、不審に思った妻が通知画面からLINEのやり取りを発見。ラブホテルの写真が送られていたことで一発アウトとなりました。

→画像付きメッセージは強力な証拠となる可能性があります。

パターン２　無言の相手が突然饒舌に

これまであまり連絡を取っていなかった相手と、突如深夜までLINEのやり取りを続けていることに気づいた夫。内容を確認したところ、「早くまた会いたい」「昨日のキス最高だったね」など、明確な親密行為が示されていました。

→具体的な会話内容が不貞を示す場合は、証拠価値が高まります。

パターン３　誤送信が浮気を暴く

夫が妻に誤って「今夜も会える？」というメッセージを送信。慌てて削除するも、既読後だったため、妻が問い詰めて浮気が発覚。後日、過去のLINE履歴も含めて証拠化されました。

→誤送信は決定的な証拠となることもあります。

自力で証拠を集める際の注意点

LINEのやり取りを証拠として取得する際、自分のスマホであれば問題ありませんが、相手のスマホを無断で操作したり、ロックを解除したりすることは「プライバシー侵害」となるおそれがあります。

仮に不貞の証拠であっても、取得方法に違法性があると、裁判では証拠として採用されない可能性もあります。また、相手から損害賠償請求されるリスクも否定できません。

安全に証拠を確保したい場合は、専門家に相談することが重要です。

行政書士に相談するメリット

東京都江東区のリーリエ行政書士事務所では、浮気・不貞のトラブルに関して、証拠収集や通知書作成のサポートを行っています。

行政書士に相談することで、以下のようなサポートが受けられます。

• 内容証明郵便による慰謝料請求の事前通知
• LINEのやり取りの保存方法や法的リスクの説明
• 相手との交渉に向けた証拠の整理と助言

早い段階で相談することで、感情的な対立を避け、冷静かつ法的に有効な対応が可能になります。

まとめ　冷静に動いて、後悔しない対応を

浮気・不貞の発覚は精神的に大きなショックをもたらします。しかし、感情のままに行動することで証拠が無効になったり、逆にトラブルが拡大する可能性もあります。

LINEのやり取りは重要な手がかりになりますが、それを証拠として活かすには「法的な視点」と「冷静な判断」が不可欠です。

東京都江東区のリーリエ行政書士事務所では、個別の状況に応じて、最適な対応を一緒に考えてまいります。浮気のサインに気づいたとき、まずは一度ご相談ください。

泣き寝入りせず、正当な権利を守る第一歩を、私たちがサポートいたします。