【浮気調査】探偵の依頼費用を安く抑える方法はパック料金?成功報酬?

パートナーの浮気が発覚して、目の前が真っ暗になっている方。
浮気のショックで寝不足が続いて、吐き気がする方。
疑っている状態がしんどくて、白黒はっきりさせたいと思っている方。
浮気の証拠を取ってやる!と復讐する気満々な方。

今後のためにも浮気の証拠は必ず押さえておきたいけれど、探偵に依頼すると調査費用が気になりますよね。

この記事では、浮気の調査費用の相場、探偵の調査費用を安く抑える方法について解説します。

浮気調査の料金プラン3種とメリット・デメリット

一般的に探偵の浮気調査は3種類の料金プランがあります。費用が安い順に見ていきましょう。

1.指定日のみの時間料金型

探偵の調査費用が一番安く済むのは【あらかじめ特定した日時のみ探偵に依頼する】料金プランです。

あらかじめ分かっている日に証拠が押さえられれば、無駄な人員と時間の消費がないので、もっともコスパよく浮気の証拠を押さえることができます。

調査員2名×実働時間5時間で7~14万円程度です。

メリット
  • 探偵が稼働する人数や時間が最小限に抑えられる
デメリット
  • 指定の日に証拠をとれなかった場合、追加依頼が必要となり、他の料金プランよりも高くなることがある
  • 調査費用とは別に、報告書作成費などの諸経費が別料金でかかる場合がある

2.パック料金型(こみこみプラン)

【○時間△円など、時間を決めて調査する】料金プランです。探偵会社によりますが、以下の費用全て含まれることが多いです。

  • 着手金
  • 人件費
  • 経費(交通費・車両費・通信費・宿泊費など)
  • 成功報酬
  • 報告書

20時間で35万円~、30時間で50万円~など。
事務所によって料金に含まれているものが異なりますのでよく確認してください。

メリット
  • 1時間あたりの調査費用が安い
  • 費用の計算がシンプルでわかりやすい
デメリット
  • 短時間で調査が終わった場合、多く払った部分は無駄になる

3.成功報酬型

一部の探偵事務所で採用している【証拠が出なければ無料】という料金プランです。

高額な探偵を雇っていて証拠が取れなかったら、何十万円もパーになってしまう恐怖から、このプランに魅力を感じるかもしれません。

しかし、探偵も商売です。
何時間もきちんと仕事をして「証拠が取れなかったので無料で良いですよ」と良心的に認めるケースは、残念ながらほとんどないと思われます。

実際にYahoo!知恵袋やXでも
「証拠が出なければ無料と言われて契約したが、100万円以上払ったあげく、報告書が証拠として使えないものだった」
「成功報酬のところに依頼したら結局高くついた」
という意見が散見されます。

一般的な料金プランよりも、証拠能力や費用の面で割に合わないかもしれません。

契約するときは、成功の定義や費用の計算方法など、内容をしっかり確認してください。

メリット
  • 浮気をしていなかった場合、費用が安く済む(?)
デメリット
  • 成功の定義が難しい
  • 他の料金プランよりも高くつくことがある

浮気調査の費用を抑えるためにできること3選

1.複数の探偵社で相談し、見積もりが安いところに依頼する

対面で相談すると断りづらくなるので、電話をおすすめします。

現状を軽く伝え(いつからか、相手の素性は分かっているのか、パートナーの生活パターンなど)概算の見積を聞いてみましょう。

2.調査の日時を指定し、探偵の稼働時間を減らす

パートナーに、自分から「実家から○○を持ってこないといけないから一回行ってきていいかな、もしかしたら泊ってくるかも?いつにすればいい?」などと仕掛けてみてください。
浮気相手と会える日にちを指定してくるかもしれません。日時が特定できれば、調査費用を抑えられます。

3.自力である程度の情報を集め、探偵の負担を減らす

クレジットカードの明細で、よく行く店やエリアなどを絞り込めます。
さらにカーナビの履歴、ドライブレコーダーの情報から事前によく行くホテルなどが特定できると、調査を依頼する人数を減らせます。

法的に使えない証拠、違法に集めた証拠

自分で証拠を集める場合は次のようなことに気をつけましょう。

夫のスマホを勝手に見る、GPSをつける、盗聴器を仕掛けるなどは、プライバシー侵害です。
写真を撮るために他人の土地に入ると、不法侵入になります。

違法で集めた証拠は裁判では使えない場合があるだけでなく、バレると逆に訴えられることもあるのでやめておきましょう。

まとめ

法的に有効な証拠は慰謝料や財産分与で有利になるので、費用をかけた以上にリターンが大きい場合があります。

求める報告書の使用目的をはっきり決めましょう。

  • 離婚して親権を取ることなのか
  • 浮気相手を訴えたいのか
  • 慰謝料を求めるのか
  • 悪質性を示したいだけなのか

目的によって調査の深さや報告書の書き方が変わります。

探偵事務所と直接やり取りをすることで費用面の不安をなくし、納得した上で契約を進めてください。