行政書士が教える!探偵事務所の選び方7選
浮気の証拠を取りたいけどスマホはガードが固くて見られない
尾行したいけど、赤ちゃんがいるから不可能
裁判でも使える良い証拠を取りたい
そのように考えて、探偵を依頼しようと決意したら、どこの探偵事務所に依頼をすれば良いか迷いますよね。
この記事では、質の良い調査をしてくれる探偵事務所を選ぶ基準を7つ紹介します。
Contents
【探偵事務所の選び方①】親身に話を聞いてくれる
悩んでいる人は、話を聞いてもらうことで、楽になったり、自分にとってベストな道を選択できるものです。
つまり、あなたが自分で出した結論がベストな答えなのです。
しかし、探偵事務所などに相談しても、短時間で結論を導き出そうとして、ろくに話を聞こうとせず回答を急かす場合があります。
そのような探偵事務所は、その後も親身になってくれない可能性が大きいので避けましょう。
【探偵事務所の選び方②】離婚や慰謝料請求をすすめてこない
前項の繰り返しになるのですが、あなたの意思を尊重してくれる探偵事務所を選んでください。
なぜ、離婚や慰謝料請求をすすめるのかというと、財産分与や慰謝料などでやり取りするお金の何パーセントかが、探偵事務所の成功報酬となる場合があるからです。(契約内容によります)
探偵も商売なので、仕事をするなら高額報酬を受け取れる可能性が高い提案をします。
あなたが離婚を決めていないのに「それは不貞行為なので離婚事由になりますね」などと、法律の話を絡めて離婚をすすめられたら、あなたの幸せよりも会社にとっての利益を優先しているサインです。
【探偵事務所の選び方③】相談の場所が探偵事務所である
個人事業で探偵を営んでいる場合、事務所を構えていないケースがあります。
相談や打ち合わせの場所に、ファミレスを指定されたら即お断りをしてください。
そもそも公の場で話したくない内容です。プライバシーが確保されない店舗を指定された時点で却下です。
【探偵事務所の選び方④】違法調査をしない
ホームページや事務所に、東京都公安委員会発行の探偵業届出証明書の画像や番号が掲げられているか確認してください。
探偵業の届出を提出している事業者であれば、探偵業法に則って調査を進めてくれます。
しかし、届出をしていない場合は、違法に証拠を撮影するなど倫理観が欠如している可能性があります。
【探偵事務所の選び方⑤】口コミの評価が良い
インターネットの口コミも参考にしましょう。
探偵業者のホームページは良いコメントしか載せていない、某知恵袋の情報は自作自演が多いなど、信じない方が良い情報もあるので気をつけましょう。
Googleマップの口コミがおすすめです。コメントがあった日や事業年数も記載がある上、どのような事例でどのような対応をされたか細かく記載があるので参考になります。
【探偵事務所の選び方⑥】相場に比べて適正な料金設定
「浮気の証拠が取れなければ費用は0円!」とうたった成功報酬型は要注意です。
【証拠】の基準が恐ろしく低く、ぼったくりに近い調査に高額の報酬を払った事例があるからです。
裁判でも使える証拠が必要な場合は、成功報酬型よりも通常の料金プランの事業者に依頼をした方が結果的にスムーズです。
【探偵事務所の選び方⑦】経験が豊富
相談時に、十分かつ適切な説明をしてくれたら安心ですね。
経験が浅いと戦略が稚拙だったり、推測が間違っているだけでなく、尾行がばれる、写真撮影が下手など、お金をドブに捨てることになります。
まとめ
浮気調査をプロに依頼したとしても、裁判で通用するような証拠をとるのは決して簡単ではありません。
しかし、まっとうに探偵業を続けている事業者であれば、全ての項目を満たすことは難しくないはずです。
調査内容や報告書で、あなたの今後の人生が変わります。妥協せず、安心して任せられる探偵事務所を選んでください。