行政書士から連絡がこない理由とは?対処法をお伝えします!
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行政書士から連絡がこない理由
行政書士から連絡が来ないと不安になる声も多いですが、依頼者に連絡がない場合でも、基本的に問題がないと考えてよいでしょう。
状況が変わった場合や問題が発生した場合に依頼者に連絡をします。
また、行政書士は行政書士が独占している内容以外にも登記や訴訟、不動産取引などさまざまな分野における依頼を受けています。
そのため、依頼内容によって手続きの時間が異なり、かかる時間をある程度把握しておくことで行政書士から連絡がこないことを不安に感じることは少なくなります。
行政書士が依頼者に連絡をするタイミング
行政書士から連絡がこないと不安な方は、どのようなタイミングで連絡をするのか把握するとよいでしょう。
- 状況が変わった場合
- 書類作成が完了したタイミング
状況が変わった場合
手続きの最中で、問題が発生した場合は行政書士が依頼者に確認をするための連絡をします。
例えば、許認可申請をするにあたって状況が変わった場合に依頼者の意思確認をする場合があるでしょう。
慰謝料請求を目的として行政書士が内容証明を送った場合、行政書士は書類作成だけを請け負っていることが多いため「支払い額を相談したい」などの連絡は相手方から直接連絡が来ます。
書類作成が完了したタイミング
権利義務や事実証明に関連する書類など、書類作成が完了した時点で行政書士は連絡をします。この場合、依頼が完了した時点での連絡であるため問題は発生していません。
書類作成にかかる時間は前もって伝えられることが多く、時間がかかりすぎている場合や不明な点は行政書士に確認をするとよいでしょう。
行政書士から連絡がこない場合の対処法
行政書士から連絡がない場合は、
- 行政書士に聞いてみる
- 手続きにかかる時間を確認する
ことで大半が解決します。
行政書士から連絡が来ない場合は、確認してみるとよいでしょう。
大抵の行政書士はその時の状況について説明してくれるはずです。
行政書士に依頼する手続きの時間を把握することも大切です。
手続きに必要なある程度の時間を知っておけば、「行政書士から連絡がこない」と心配になることは減るでしょう。
行政書士が行う手続きにはさまざまな種類がありますが、名義変更や住所変更などの手続きであれば約10日とお考えください。
また、書類が揃っている状態での軽自動車の手続きであれば、約2〜3日と手続きによって必要な時間は異なります。
依頼する内容にかかる日数を把握しておくと、「行政書士から連絡がこない」といった不安材料を減らすことができるでしょう。
抱えている案件が多すぎて、行政書士がなかなか対応してもらえないというケースも少数ではありますがあります。
そうならないよう、依頼する行政書士をよく見極める必要があります。
失敗しないための行政書士選び
先述の通り、行政書士によっては依頼後にトラブルにつながる可能性があります。
そこで、委託を失敗しないためにも次のようなポイントが挙げられます。
- 案件に慣れている行政書士を選ぶ
- 十分なリサーチをする
案件に慣れている行政書士を選ぶ
行政書士は、さまざまな分野において書類の作成や申請手続きなどを行います。
例えば、内容証明を作成したり、会社設立の手続きをしたりなどそれぞれ行政書士によって得意な分野があります。
そのため、目的に合わせて専門としている行政書士を選ぶようにしましょう。
十分なリサーチをする
行政書士選びを失敗する大きな理由として、十分なリサーチができていないことが考えられます。
事務所が家に近い、他の事務所に比べて安いなどと安易な理由で行政書士を選んでしまうと、思ったように手続きができない、申請が遅れてしまうなどといったトラブルになる可能性があります。
また、しっかりとコミュニケーションをとれる事務所を選ぶことも重要だといえるでしょう。日頃から依頼者に親身になり連絡をとれる行政書士であれば、連絡がこないと不安になることもありません。