行政書士が内容証明郵便の作成でできることや、依頼するメリットについて、わかりやすくお伝えいたします!

はじめに

こんにちは、内容証明虎の巻です。

本ページでは、行政書士が内容証明郵便の作成でできることや、依頼するメリットについて、お伝えさせていただきたいと思います!

行政書士が内容証明業務でできること

行政書士に内容証明の作成業務を依頼すると、自分の意見を法的に整理して。相手に伝えられるようになります。

法律上の見解を整理して相手方に伝えるのは、専門家でなければ難しいです。

慰謝料や損賠賠償など法律上の請求をする権利があるときでも、的確な主張をしなければ法律上の権利は実現できないからです。

行政書士は、依頼者の話を聞いて、法的な問題を整理した内容証明を作成できます。

内容証明郵便に作成者として行政書士の名前を記載することもできるので、専門家が作った文書であることを相手に伝えることもできます。

行政書士に内容証明業務を依頼するメリット

行政書士に内容証明業務を依頼するメリットは様々ですが、大きく次の3つが挙げられます。

・法律上の問題を整理した文書を作成してもらえること
・相手にプレッシャーを与えることができ、なんらかの対応が期待できる
・弁護士に依頼するよりも費用を抑えられる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

法律上の問題を整理した文書を作成してもらえる

法律上の問題は、事実関係や主張、法律上の根拠を明確にしなければ、本来は認められる主張も認められなくなってしまう可能性があります。

行政書士は、法律の専門家として法律上の問題を明確に整理した文書を作成することができます。

行政書士に内容証明を作成してもらえば、自身の主張を明確に相手に伝えられるため、法律上の権利を実現できる可能性が高くなります。

相手にプレッシャーを与えることができる

行政書士に内容証明の作成を依頼すると、内容証明郵便に行政書士の名前を記載してもらうことができます。

内容証明郵便の中に、本人だけでなく行政書士の名前があると、受け取った相手に、本人の本気度を伝えることができます。

相手は、「しっかり対応しなければ大きな問題になる」と感じることでしょう。

自分の権利をしっかりと相手に伝えるには、行政書士に内容証明郵便を作成してもらって、相手にプレッシャーを与えるのが効果的です。

弁護士に依頼するよりも費用を抑えられる

行政書士に内容証明の作成を依頼する費用相場は、2万円〜3万円ほどです。

弁護士に内容証明の作成を依頼すると、最低でも5万円はかかります。

その後の交渉まで依頼すると、数十万の費用がかかることも珍しくありません。

内容証明を送った後のやり取りを本人自身で行える場合は、内容証明の作成は行政書士に依頼する方が費用を大きく抑えられます。

行政書士に内容証明業務を依頼する際の注意点

行政書士が作成する内容証明は、裁判にならずに解決が見込まれる内容を対象としています。

行政書士は、依頼者の代理人として相手と示談交渉することはできません。

そのため、行政書士が作成した内容証明を送付する場合でも、相手との窓口になるのは依頼者自身です。

内容証明を送付したあとに相手との紛争になることが確実な場合や、自分自身で相手と示談交渉をおこなうのが難しい場合には、弁護士への依頼を検討すべきでしょう。

弁護士と行政書士のどちらに依頼すべきかわからないときには、まずは行政書士に相談してみてください。

弁護士に相談すべき案件のときには、行政書士が弁護士を紹介してくれることもあります。

まとめ

本ページでは、行政書士が内容証明郵便の作成でできることや、依頼するメリットについて、ご紹介させていただきました。

内容証明の作成でお困りの場合は、弊所は年中無休でLINEにてサポートさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください!